男女コンビ・夫婦漫才
2000年あたりから増えてきた男女コンビの漫才・コント。
演芸ブームの頃はほとんどが夫婦漫才でしたが、最近は養成所でコンビを組むのが増えてきています。
本日は、演芸ブームから2000年代までの夫婦漫才と、それ以降の男女コンビの漫才を5組ずつピックアップしました。
演芸ブームの頃からやや女性上位な漫才が多かったのですが、最近はそれに輪をかけて個性の強い女性に男が振り回される芸風が多く、現代の世相を反映しているように思います。
それではごゆっくりどうぞ。
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では、ごゆっくりどうぞ。
「今日は志の輔の気分だなぁ」と思っているあなたには、
こちら”聴き比べ落語名作選・立川志の輔“でたっぷりどうぞ。
昭和19年(1944)頃結成。浪曲・歌謡曲・ハワイアンの要素を取り入れた独自の『浪漫リズム』と「アーイーヤー」の合いの手は今でも耳に残ります。アーイーヤー!~暁伸・ミスハワイ
昭和31年(1956)頃結成。「エ、鳳啓助でごさいます。ポテチン」鳳啓助の言葉遊びのようなボケに派手な衣装の京唄子が鋭くツッコむ。昭和夫婦漫才の代名詞でした。エロガッパに大口女~京唄子・鳳啓助
昭和41年(1966)結成。「カミナリ」や「女と男」など新しいところも出てきていますが、どつき漫才の元祖と言って良い敏江礼二。敏江が舞台の裾まで吹っ飛んでましたね。夫婦どつき漫才~正司敏江・玲児
昭和51年(1976)結成 昔は完全な女性上位漫才でしたが、お互い病気になって漫才にも夫婦愛がほとばしるようになりました。また舞台で見られる日を楽しみにしています。超高速夫婦漫才~宮川大助・花子
平成12年(2000)結成。 かつみの借金返済に献身的なさゆり。ミスコン荒らしと言われた美貌と天然の明るさは「ええとこのお嬢さん」ならでは。借金の返済も目処がたったようでなにより。「ボヨヨ~ン」ぼよよ~ん!~かつみ・さゆり
平成15年(2003)結成 「セクシーすぎてごめんなさいね」。自意識過剰なしずちゃんのボケに山ちゃんがハイテンションでツッコむ。「あんたに水着買おと思たらアメリカ行かなあかんって言われた女の気持ちわかるんか?」バーン!~南海キャンディーズ
平成25年(2013)結成 京男の山添と東女のケイが、男女のちょいエロな気分を赤裸々に語り合うのが小気味良い。”ちょうどよいブス”を自称しているケイさんは、恋愛に困ったことはなく「ごちそうしてくれるおじさん」もたくさんいるそうです。お隣よろしいですか?~相席スタート
平成25年(2013)結成 自意識過剰な美人キャラを演じるはらと、関西弁の川瀬の取り合わせが今風で面白い。イェエエエエエエエイ!!~ゆにばーす
平成26年(2014)結成。 世の中にはこんな身勝手な女もいるかも、あるいは似たような体験をしたことあるなと思わせるあいなぷぅ。カップルコント~パーパー
ネタは先輩のほしのが書いて、本番前にちょっと練習、終わればすぐ忘れるというから、まんざらネタのためのキャラクターとも思えないところがまた魅力。
平成29年(2017)結成 「いい女」を演じるコンビが多い中で異彩をはなつヤンキー薄。やさぐれ漫才~納言
男に声をかけられて、最初ははねつけながらついつい誘いに乗ってしまうシチュエーションや「街ディス」はかなりハマります。
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