コント系漫才・漫才系コント
『爆笑レッドカーペット』(2007-14)などのネタ見せ番組と平行して、『M-1グランプリ』(2001-)、『R-1グランプリ』(2002-)に続いて『キングオブコント』(2008-)が開始され、漫才・ピン芸・コントと3分野に挑戦する芸人も増えてきます。
特に後半ではコント色が強くなり、正統派しゃべくり漫才に加え、漫才にコントのような身振り手振りを取り入れた「コント系漫才」、コントでも普段の会話のような「漫才系コント」が多く見られるようになりました。
本日は、2005年~2010年あたりに結成デビューした芸人たち5組の漫才・コントをお届け。
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では、ごゆっくりどうぞ。
「それでも落語が好きなんだ」とお思いのあなたは、
こちら”聴き比べ落語名作選“でたっぷりどうぞ。
内気なボケツッコミ~コマンダンテ どつきも叫びもない、静かなボケと静かなツッコミ。
ダイラケやいとこいの時代の風情と現代風の人を傷つけない漫才はすばらしい。
「ダンソン フィーザキー・・ ニーブラ!」~バンビーノ 何度見てもとてつもなくおかしい。古代狩猟民族という設定もよいし、「カチョウ」「センム」「シャチョサン」と難易度が上がっていく演出、姫神の”神々の詩”(古代日本語で歌われています)を選曲した感性も抜群。
シュール・ブラック&エロ~ライス 異常な現状から物語が始まり、謎解きのようにその原因が見えてくる。
最初は起こっているのかわからず、原因がわかって爆笑に導かれます。
アイデアもネタの練り込みも本当によくできてるなぁと感じます。
本格歌ネタ~アイロンヘッド 辻井の音楽素養の高さが伺える歌ネタ。
作詞作曲演奏も高水準です。「高収入!」が耳に残って離れない。
性別不詳~金属バット 漫才自体は正統派しゃべくり漫才でおもしろいと思うのですが、髪型どうにかならないかと・・・。
最近じわじわと人気が上がってきているように思います。