女性コンビ今昔

芸能界ではアイドル的な位置づけだったり、結婚や出産などでやめてしまうこともあってあまり評価の高くない女性コンビ。

それでも大御所と言われて一門を持ち、長く活動している人たちもいます。

本日は、「女性コンビ今昔」と題して、なつかしいところからブレイク間近な有望株まで11組をご紹介。

それではごゆっくりどうぞ。

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では、ごゆっくりどうぞ。

女性コンビ・トリオの一覧(50音順)はこちら

「ひさびさに米朝さんの噺が聴きたいなぁ・・」と思っているあなたには、
こちら”聴き比べ落語名作選・桂米朝“でたっぷりどうぞ。


ロマンスシリーズ~海原お浜・小浜

昭和8年(1933)結成。 大阪女性漫才の代名詞。かける・めぐる(池乃めだか)、はるか・かなたや、千里・万里、さおりしおり、やすよともこと、優秀な弟子を育て上げた功績は大阪の文化財と言ってよい。


生き続ける化石~内海桂子・好江

昭和25年(1950)年から半世紀に渡って続いた江戸弁の小気味良い音曲漫才。95歳を超えて今なお最古参の現役ピン芸人として活動する桂子氏の姿は感動さえ覚えます。直弟子に笑組やナイツ、ウッチャンナンチャンも実質的な師匠として慕っています。


嫁にもぉて!~若井小づえ・みどり

昭和40年(1965)結成。 演芸ブームの最中にデビューして音曲トリオ全盛の中、しゃべくり漫才で唯一といってよい存在でした。


どやさ!~今いくよ・くるよ

昭和45年(1970)結成 MANZAIブームの女性コンビ筆頭株。いくよの厚化粧をネタに、くるよが手でバタバタとファンデーションをつける仕草や、派手な衣装が漫才の途中で必ずずれ落ち、何度も上げ直すのも印象的でした。


御堂筋は恋の道~海原千里・万里

昭和46年(1971)結成。 文句なしにおもしろい漫才。
千里(上沼恵美子)の笑いの才能は本当にすごいと実感させられます。


ヤンキー&名誉博士~ハイヒール

昭和57年(1982)結成 バラエティ番組や通販番組でも活躍中の2人。漫才はほとんど聞かれなくなりましたが、かなりレベルの高いものでした。


コントもモノマネもキーキー声~ピンクの電話

昭和61年(1986) モノマネ歌の印象が強いですが、コントが非常に練られていておもしろい。現在はピンでの活動が多くなっていますね。


親子三代~海原やすよともこ

平成4年(1992)結成。 さすがは海原小浜の孫姉妹。自然なしゃべくり漫才はアドリブかと思うほど。当代では男女問わず最高峰だと思います。


トゥナイト

昭和64年(1989) 当時、なるみ派としずか派に分かれてそれぞれにファンがついていたトゥナイト。解散後はなるみがピンで活動しています。


Love漫才~尼神インター

平成19年(2007) 男役の渚に、ぶりっこ誠子が惚れている設定の恋愛系漫才。
ネタの進行と恋愛感情の揺れが絶妙です。


Aマッソ

平成22年(2010)結成。 ネタに映像を取り入れる手法はピン芸人ではよく見られますが、コンビでは稀。しょうもない発言でバッシング受けてますが乗り切ってほしいところです。