夫婦どつき漫才~正司敏江・玲児
正司敏江・玲児
昭和41年(1966)にコンビ結成。
かしまし娘の正司歌江門下にいた敏江と玲児。
玲児が敏江と交際していたことが発覚し、歌江から破門を言い渡されます。
玲児は”正司”を名乗れず、コンビ名を正司敏江・玲児として、当初は夫婦であることを隠し兄妹としてデビュー、どつき漫才として注目を集めました。
二人の努力と活躍を見て、昭和43年、”正司”の屋号を許され、敏江は「誰のお陰で正司を名乗れると思うとるんや!」と決め台詞。
ドラマ『時間ですよ』(昭和46年-)にレギュラー出演し人気絶頂となりますが、『新・番頭はんと丁稚どん』への出演で玲児が自分の顔が広告に写っていないことにクレームをつけ、これが「作者の花登筺に物を投げつけた」などの尾ひれがついて広がったことから松竹芸能を契約解除になります。
レギュラー番組もなくなり支援者も失いましたが、舞台や地方巡業などを経て離婚後もコンビで活動を続けていました。
玲児が平成22年に亡くなって解散となりますが、敏江は歌や漫談などで舞台に立ち続けています。
データ
正司敏江 昭和15年(1940)~
正司玲児 昭和14年(1939)~平成22年(2010)
仲人~正司敏江・玲児(昭和58年)
正司敏江・玲児
71歳で漫談と歌を披露する正司敏江(2011年)
正司敏江・玲児(昭和58年)
一日一善他1篇