生き続ける化石~内海桂子・好江
内海桂子・好江
戦後間もない昭和25年(1950年)から平成9年(1997)まで、実に半世紀にわたる音曲漫才コンビ、内海桂子・好江。
葉に衣を着せぬ江戸っ子らしい啖呵でファンに愛されました。
桂子は幼い頃から奉公の傍ら三味線や日本舞踊を学び、好江とともに苦労を重ねながら徐々に人気を得ていきました。
好江が亡くなってからも公式HPやブログを立ち上げ自分で自ら更新するなど、新しい取り組みを積極的に行い、現役最高齢の芸人として活動を続けられています。
「沢庵石になって百まで生きてやる」
93歳の書を自ら小唄にして三味線片手に謡う桂子の姿は圧巻です。
データ
内海桂子 大正11年(1922)~
内海好江 昭和11年(1936)~平成9年(1997)61歳